遊戯王の黒歴史9期を振り返る part1

皆さんこんにちは、TCG CONNECTIONメンバーのカッキーです。今回はあらゆるカードゲームの歴史の中でも最悪に近い遊戯王の9期についてメンバーのねれっとと一緒に振り返っていきたいと思います。

9期はTVアニメ「遊戯王ARC-V」が始まり旧テーマ及びアドバンス召喚、融合召喚、シンクロ召喚の見直し、強化が行われるKONAMIの今までとは違う心意気を感じる年でした。効果テキストに①の様な記載がされて分かりやすくなったのもこの時代からになります。

※8期までは旧テーマ及び既存召喚法の強化が基本的にありませんでした

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カッキー

9期って初めて色々なテーマ強化があって楽しかったけど最初の方は平和だったっけ?

残念ながら最初っからぶっ飛んでました。「影依融合」の初動価格がとんでもなかったですね(笑)

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ねれっと

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カッキー

そういえばそうだったね、買おうか悩んでたら目の前で高騰して諦めて「テラナイト」作ったなぁ

僕も「テラナイト」が好きで使ってましたよ。色々なXモンスターが使えて楽しかったですね

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ねれっと

9期最初のパック「ザ・デュエリスト・アドベント」終盤になるほどインフレが進んでいくのですが割と最初からカッとばしていました(汗)このパックに収録された当時活躍したカードについて見ていきましょう。

収録カード

まずは「シャドール」テーマから。遊戯王の融合テーマでは歴史上初のデッキ融合が実装。さらに融合に使った素材が墓地に送られるとリソースを回復する新しい動きが手札消費の激しさを補い持久戦もできる様になりました。出てくる融合モンスターも大概なやつばかりです。

※デッキ融合は「未来融合-フューチャーフュージョン」がありますが当時は禁止、現在はエラッタされています

次は「テラナイト」ランク4エクシーズの展開が得意なテーマでこの時代はランク4三銃士の「No.101 S・H・Ark Knight」「励輝士 ヴェルズビュート」「鳥銃士カステル」が猛威を奮っていたので汎用ランク4テーマといった印象で、やろうと思えば3体素材の「色の支配者ショック・ルーラー」や魔法カード「ソウルチャージ」を使って「No.86 H-C ロンゴミアント」を出すなどなかなか凄いテーマでした。「テラナイト」の継戦能力も素晴らしいのですが同時期に出た「ヒロイック・チャレンジャー」との組み合わせが特に強力でした!

他にも既存テーマの強化が始まったのもこのパックから、今でも活躍できる収録カードを一部ご紹介します。

最近始めた方でも見かけたことがあるカードではないでしょうか。このパックからアドバンス召喚サポートの「帝王」カードが随時追加されてきます。ロンギヌスは今ほど重要性はありませんでしたがカードプールの増加と共に後々評価が上がっていきます。ブンボーグもここから着々と001から009まで増えていきました。

とても1弾で出た内容とは思えない凄い内容ですね

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ねれっと

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カッキー

新テーマの影に隠れてるけど当時にしてはちょいちょいやばいカード多い印象だね

これが終わりの始まりになるとは当時まだ誰も思っていませんでした…

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ねれっと

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カッキー

当時は「シャドール」が活躍している印象だったけど他のテーマだとどんなのがあったっけ?

「テラナイト」も十分活躍していてあらゆるパーツを奪われた「征竜」もまだしぶとく生き延びてましたね

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ねれっと

まとめ

振り返る前はもっと緩やかにインフレしていくと思ってましたが割と最初から危ないカードが多い印象を受けました。古くから遊戯王はインフレを続けてきましたが一気にカードの性能が上がったのはここからです。パックが出る度にインフレが加速していくのでこの時代に遊んでいたプレイヤーは震える毎日でした。特にこれから出てくる新テーマはほとんどが旧テーマを置き去りにするレベルで強いのでコロコロ環境が変わっていきます。

次回は「ネクスト・チャレンジャーズ」とストラクチャーデッキ「ヒーローズ・ストライク」の追加を見ていきたいと思います。ここまでご覧いただきありがとうございます、それでは!