2022/4/4 マスターデュエルカード追加!part3
皆さんこんにちは、TCG CONNECTIONメンバーのカッキーです!
前回紹介しきれなかった追加カードのpart3になります。まだ記事を読まれていない方は先に前partを見てもらえると嬉しいです。
ルーラーズ・マスク
ルーラーズ・マスクで追加されるテーマは「デスピア」「魔鍵」「軍艦」の3つ。どれも動きとしてはなかなかですがもう一つの追加パック「ビヨンド・ザ・スピード」ほど汎用性が高いカードが少ないのがネック。いくつか面白いカードはあるのでそちらを優先して見ていきたいと思います!
簡素融合/無の畢竟 オールヴェイン
カップ麺からレトルトカレーへ、お値段1000円となっております。(コスト1000LP)制限カードの「簡易融合」の調整版の効果で1000LPを払って発動、効果モンスターを除くレベル6以下の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、エンドフェイズに破壊される。
簡易融合との違いは効果を持たない融合モンスターしか呼べない代わりにレベル5⇨6へ範囲の拡大化+デッキに3枚まで投入可能な所。同パックで追加された「無の畢竟 オールヴェイン」がチューナーモンスターなので召喚権を使わずにチューナーが欲しい場合に重宝します。
妖眼の相件師
「教導の騎士フルルドリス」がパージした姿で特殊召喚条件があるものの強力な効果を持った手札誘発モンスターです。このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず①は効果が無効化されているモンスターがフィールドに存在する場合、自分・相手のメインフェイズに手札から特殊召喚する効果。②は相手がモンスターを特殊召喚した場合、そのモンスターをどこから特殊召喚したかによって以下の効果から1つを選択して発動。●手札:手札からモンスター1体を特殊召喚する。●デッキ:自分はデッキから2枚ドローする。●EXデッキ:EXデッキから特殊召喚されたそのモンスター1体を選んで破壊する。
自身で完結した特殊召喚条件がないので他のカードとの組み合わせや効果を無効化してモンスターを展開してきた相手に発動するのが基本運用です。「無限泡影」や「エフェクト・ヴェーラー」もしくは前の姿である「フルルドリス」が相性が良く、自身で無効化できずとも最近は効果を無効にしてあらゆる場所から特殊召喚するギミックが多いのでそこまで腐ることはありません。②の効果は特にEXデッキから特殊召喚されたモンスターを選んで破壊が強力、対象を取らない除去なのでこの効果がほぼメインです。
汎用カードは上記3枚の紹介でした。次は新規テーマ3種類の注目カードとテーマの動きについて軽く紹介したいと思います。
デスピア
デスピアは闇属性天使族で統一された融合テーマ。フィールド魔法「烙印劇場デスピア」を使っての融合召喚、「デスピアの導化アルベル」での烙印魔法サーチと「デスピアの大導劇神」の融合素材になった場合の特殊召喚及び無効化効果が強力です。「悲劇のデスピアン」は墓地だけでなく除外されても効果を発動するので「闇の誘惑」との相性バッチリ!烙印開幕はコストと発動後融合モンスターしかEXデッキから出せなくなるデメリットがあるもののデッキから特殊召喚することもできるサーチ速攻魔法なのが魅力。主力の「デスピアン・クエリティス」はこのカードを除く全体の攻撃力を0にする効果と相手の効果での除去をトリガーに「デスピア」モンスターか「アルバスの落胤」を手札に加えるか特殊召喚ができるのでアルベルの「烙印開幕」のサーチか相手モンスターと融合できるアルバスの使い分けがオススメです。純構築だと主力の融合モンスターが少ない為「堕天使」「シャドール」「召喚獣」「捕食植物」と組んでいるデッキを主に見かけると思います。
対策すべきカードは「デスピアの導化アルベル」の魔法サーチ効果、「烙印劇場デスピア」の融合効果発動前の除去の2つ。融合召喚をしなければ「デスピアの大導劇神」が場に出ることはないので融合召喚さえ止めてしまえばそこで終わります。特に他のテーマと組んでいる場合も「烙印劇場デスピア」の融合効果を使いたい事が多いのでフィールド魔法除去がマストなテーマです!
魔鍵
「魔鍵」は通常モンスターの「魔鍵銃士-クラヴィス」を使った儀式や融合を使うテーマ。「魔鍵-マフテア」を使って2つの特殊召喚を行うのですがこのカードの依存度が高すぎるのが難点、その代わり通常モンスターが場に入ればもう一枚のコストはデッキから落とせるので手札消費は少なめです。なのでクラヴィス以外にも好きな通常モンスターを混ぜることができるのがこのデッキの面白い所、通常モンスターは「予想GUY」など比較的フィールドに出しやすいサポートが多いのでこの辺りもプレイヤーの好みが出る部分ですね。このデッキの強みは「魔鍵砲-ガレスヴェート」の制圧力!自分の墓地の属性が相手の場のカードの属性と同じ場合ノーコストでモンスター効果の発動を無効して破壊できます。この効果を使う為に極力全属性の通常モンスターを忍ばせるのがオススメです。「魔鍵施解」は発動処理でクラヴィスを、ターン1で「魔鍵」モンスターの破壊耐性と「魔鍵-マフテア」のサーチができる全部乗せカード。「魔鍵錠-解-」は魔鍵儀式orEXモンスターがいる時に発動できるカウンター罠。魔法・罠の発動無効も優秀ですが相手モンスターの属性を変えれるのが本命の使い方。これでガレスヴェートの効果を使いやすくします。
「魔鍵」はOCGではシンクロモンスターがいますがマスターデュエルでは未実装、今後強くなる可能性はありますが現状だとちょっと「魔鍵-マフテア」に頼りすぎ感はありますね。マフテアを墓地から回収する手段はありますがは3枚までしか入れられないので足りないと思うシーンもあると思います。純構築では通常モンスターを多めに入れる方向性になりますが同じ儀式テーマの「ドライトロン」と組むのもいいですね。(ガレスヴェートの攻撃力が2000の為)
軍貫
最後は「軍貫」のご紹介、実装されたテーマのカードは上記5種類のみ!いくらしか握れないです。ネタとしか思えない(二重の意味で)テーマですが意外としっかりとした強さがあります。まずシャリのステータスが2000とかなり高めに設定されています。「いくらの軍貫」もシャリとうまく相性が取れていて場に並べるのは簡単な部類です。Xモンスターのいくらは効果発動に素材指定がありますがどうせシャリといくらが素材になっているので気になりませんね。効果も強力で①は素材シャリ=1ドロー、素材いくら=2回攻撃です。②は「軍貫」EXモンスターが戦闘ダメージを与えた時相手の場のカードを破壊するシンプルに使いやすい効果、時表記が気になる所ですが十分な強さを秘めています!「軍貫処『海せん』」や「きまぐれ軍貫握り」でサーチやセッティングでサポートができるので場に出すことに関しては問題ありません。が、残念なことに同名カードは3枚しかデッキに入れることができない為シャリ不足になりやすいのが欠点。
今後は新しいネタの「うに」や「しらうお」、「赤シャリ」の追加もあるのでデッキとしての強化はありますが現状は「いくらの軍貫」専門店になってしまっている為ややロマン色よりのテーマといった印象です。Xモンスターなので「アーゼウス」の様なサポートも使えるので気になる方はレアリティも全て低いので試されてはいかがでしょうか。
最後に
これで今回の追加パックのご紹介は以上になります。part2の「スピードロイド」「スターダスト」はマスターデュエル環境で多く見かけるテーマになる強さがあるので対戦した時の為に動きの対策はしたほうがいいと思います。特にシンクロテーマはしっかりと止めどころさえ見極めればなんとかなることがあります。(なんとかならない時もありますが…)
「デスピア」はアルバスの「烙印」テーマがきてからが本番。「魔鍵」「軍貫」はテーマ未実装カードが来ればしっかりとした強さを発揮する事ができるので気になっている方は今後のカード追加の動きを見てから考えても遅くはないと思います。個人的には「デスピア」テーマが色々な融合テーマと組み合わせるのが面白いので現状でのオススメです!
part3まで長くなってしまいましたがご覧いただきありがとうございます、それでは!